ケレンとは?
2026/07/14
ケレン作業の必要性と重要性
・外壁塗装や屋根塗装では、塗料を塗る前に行うケレン作業がとても重要です。
ケレンとは、塗装する部分に付着しているサビや剥がれかけた古い塗膜、汚れなどを取り除き、塗料がしっかり密着できる状態に整える作業です。主に鉄部や木部、雨樋、破風板、水切り、手すりなどに行います。
身近な例でいうと、ホコリや油が付いた場所にテープを貼っても、すぐに剥がれてしまうのと同じです。塗料も、塗装する面がしっかり整っていなければ十分に密着できません。
ケレン作業では何をするの?
建物や施工個所の状態を確認し、サンドペーパー、研磨パッド、ワイヤーブラシ、皮スキ、
電動工具などを使い分けながら作業をします。
主な作業内容は次の通りです。
「目荒らし」とは、表面を傷だらけにすることではありません。塗料が滑らず、
しっかり食いつくように細かな傷をつける作業です。特に表面がツルツルしている雨樋や鉄部などでは、密着性を高めるために大切になります。
サビの上から塗っても大丈夫?
サビ止め塗料を使用する場合でも、サビを何も処理せず、そのまま塗ってよいわけではありません。サビが浮いていたり、ボロボロになっていたりする部分をできる限り取り除き、
しっかりした下地を出してからサビ止めを塗ることが重要です。
サビを残したまま表面だけ塗装すると、一時的には綺麗に見えても、塗膜の内側でサビが
進行することがあります。
進行したサビは鉄を少しずつ薄くし、穴あきや破損につながる場合もあります。塗装だけでは直せない状態になると、部材の交換や大掛かりな補修が必要になる可能性があります。
ケレンをしないとどうなる?
ケレン作業が不十分なまま塗装すると、次のような不具合につながります。
高性能で耐久性の高い塗料を使用しても、下地が傷んだままでは十分な効果を発揮できません。塗料の種類だけではなく、塗装前にどれだけ丁寧な下準備を行ったかによって、塗装の耐久性は大きく変わります。
見えなくなる工程だからこそ重要です。
ケレン作業は、塗装が完成すると見えなくなります。そのため、お客様からは作業の違いが分かりにくい工程でもあります。
しかし、完成直後の見た目が同じように綺麗でも、数年後の状態には大きな差が出ます。丁寧にケレンを行うことで、塗料の密着性が高まり、剥がれやサビの再発を抑え、塗装を長持ちさせることにつながります。
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